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グローバル法務部 グローバル法務グループ 松村 葉子
2015年1月中途入社。前職は、外資系法律事務所の弁護士として、クロスボーダーM&A等の投資案件をリーガルサポートし、入社後も大型のM&A案件に携わる。大学時代はテニスの練習に明け暮れた。最近はゴルフも始めた。
私は法科大学院を卒業後、弁護士資格を取得し外資系の法律事務所に入社し、多数のクロスボーダーのM&A案件に携った。弁護士として5年経験を積んだ後に、実際に事業成長を見届けられる当事者の立場でM&A案件に携わりたいという想が強まり、転職に至った。

私がRECRUITを選択した理由は2つ。社員の成長スピードが速いこと、M&A後の経営統合(PMI)に力を入れていることである。契約締結を行うことがゴールではなく、むしろそこからがスタート。買収先企業の法的整備を継続的に支援するために、現地へ赴くこともある。M&Aを完了した後も、買収する会社とRECRUITのシナジーで、新しい価値を世の中に生み出していくことができるのが、RECRUITのM&Aの特徴であり、弁護士事務所のアドバイザーという立場では実現しえなかったことである。この2つが実現できるフィールドとして、RECRUITを選んだ。

私が所属するグローバル法務は、グローバル事業展開や海外子会社の事業支援を担っている。オランダの人材派遣会社USG People社とのM&A案件は、事業会社の当事者として案件に携わりたいと考えていた、私にとって何にも代えがたい貴重な経験であった。

契約交渉の最終局面において、RECRUIT側のメンバーである、欧州在住のイギリス人のプロジェクトリーダー、投資マネジメント室の担当者と共にオランダに出向き、直接交渉を行うことに。先方側はCEOやCFOをはじめとした錚々たる方々が顔を連ねた。私はプレッシャーを感じながらも先方に対してRECRUITとして譲れる部分と譲れない部分を明確に伝え、交渉することを意識した。その場で折り合いがつかない論点については持ち帰り、チームで検討した。限られた期間ではあったが、事業の人たちと何度も議論を重ねて進めたことで、事業の人と一緒に契約締結を創り上げたという達成感を感じることができた。私のような若さで重要な交渉のテーブルに着くという貴重な経験ができたのは、年次に関係なく成長機会を提供するというこの会社ならではの社風と言えるだろう。
外部の法律専門家と企業の法務部との一番の違いは、企業の法務部では、事業が実現したいゴールに対して最適なソリューションを考え抜くことである。リスクを提示する際にも、単に提示するだけではなく、事業の特性や実現したいことを踏まえた上で、リスク回避や軽減のためのソリューションを可能な限り考え抜くことだ。その上で選択肢を用意して事業と話し合い、彼らがどこまでのリスクならば取れるか飲めるか判断しやすいように伝えられる存在でなければならない。外部の弁護士からリスクを指摘されても、リスク回避や軽減の打ち手を一緒に考えていただく。打ち手のアドバイスをいただけても、それが本当にRECRUITに最適なソリューションとなり得るか吟味する。いわば専門家からベストソリューションにつながる協力を引き出す専門家、それがRADのコーポレートスタッフだ。

日々の仕事を通じて、RECRUITの新しい仲間の事業成長を見届けられるのは、とても嬉しい。今後法務としてより最適なソリューションを提供するためには、買収企業の価値やM&Aの一連のプロセスをより多角的な観点で考えられるようになることが求められており、私自身も、法務領域だけでなく、会計や税務領域の知識を身につけ理解を深めたいと考えている。RADは、法務をはじめ、財務・経理・人事などあらゆる領域のコーポレートスタッフのプロフェッショナルが詰まっている会社だ。私はその環境を最大限に活かして視野を広げたいと思っている。